2005.09.18

霞んで見える山の端は

霞んで見える山の端は
遠き陵より運ばれた
春を伝える砂のせい

霞んで見える山の端は
頂き隠す雲のせい

霞んで見える山の端は
瞳湿らす君のせい

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2005.09.02

穴から見た空

  遠く遠く
  遥か上空
  ちっぽけな空が見えた

  暗い穴の底から見た空は
  ちっぽけな空だった

  少しでも
  空に近づこうと
  壁を登る人もいれば
  空に向かって叫ぶ人もいた

  空は小さく
  遥か遠くに思えたけれど
  それでも
  空は空だった

  かつて見ていた大きな空は
  そこから見ると
  とても小さくちっぽけだった

  それでも
  空は空だった

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2005.05.09

君が描いた夢 僕が描いた夢

  かつて君が描いた夢は
  僕が描いた夢と
  おなじものだった

  僕が描いた夢は
  君が見ていた夢と
  いつしか
  違ったものになり

  君が描いた夢は
  僕が見ていた夢と
  少しずつ
  違うものに形を変えていた

  今は
  それぞれ違う夢を見ているけど
  かつて
  同じ夢を見ていた
  君と僕

  いま君が幸せであるなら
  いま違う夢を見ていても
  かまわないと思った

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2005.03.08

また一歩

  おそれないで
  おそれないで
  また一歩

  その一歩を

  きっと
  待っている人がいるから

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2004.12.01

君の忘れもの

  部屋の掃除をしていたら
  ふと目にした君の忘れもの
  わざと忘れたのか
  それとも忘れさせたのか
  僕の部屋に置き去りにされた本

  懐かしさの中に
  うれしさもあるのは何故?
  さみしさもあるのは何故?
  返したいのに返したくないのは何故?

  僕の部屋に置き去りにされた
  一冊の白い本

  返せずにいる
  君から借りた新品の本・・・

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2004.11.20

風のあしあと

  真っ青な空の下
  静かに流れる川面がきらめく
  僕に向かって流れくる
  風のあしあと

  一面に広がる緑の田んぼを眼下に
  通り過ぎてく軽トラを見ていた
  右から左へ走り去る
  軽トラを追い抜くように
  緑の田んぼはざわめいた
  そこにも風のあしあと

  見えないけれど
  そこに確かに存在したと
  主張している夏の風

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2004.11.16

桜は散ってしまったけれど

  いつもの公園
  いつもの景色
  毎年毎年
  見慣れた景色

  今年も桜が咲きました

  きれいに咲いた木々の中
  二人で歩いたあの日
  君の笑顔は永遠でした

  今年の桜は
  もう散ってしまったけれど
  君と過ごした日々は
  いつまでも
  色褪せることはないでしょう
  永遠に・・・

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2004.11.11

君への想い

  愛してるなんて
  言わないけれど
  やっぱり
  君のことが好き

  愛してるなんて
  言えないけれど
  それでも
  僕の一番は君

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2004.11.08

卒業

  夕焼け空
  一番星ひとつ
  染まりゆく雲
  浮かび上がる校舎

  最後かもしれないと
  振り返る帰り道
  3年間ありがとう

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2004.11.05

切れた電話

  ぼんやりとした頭で考えていた
  君に謝る言葉を
  君を失う怖さを感じながら

  震える手で押した電話番号
  流れてくるのは留守番電話

  昔のメールアドレスにメールしても
  届きはしない謝罪メール

  明かりの消えた君のアパート

  二度と戻らない
  君との時間

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